竹と次世代の共生プロジェクト

山梨県南部町では竹林被害が問題となっています。
竹は成木になる期間が極端に短く(4年程度)、森林浸食を
加速度的に広げます。
竹と次世代の共生協議会では、南部町の竹林被害を逆手に取り、
竹を活用した取り組みを行い、将来的に「竹と次世代の共生」が
行われていくモデルを南部町で構築します。
竹を活かした産業づくりとして、南部町の竹を利用した製品と、
付加価値のある農産物生産のブランド化と販売チャンネルの
確立を目標にしています。
現状は、地域のやっかいものとしかなっていない竹です。
このプロジェクトでは、荒れ果てた竹林を整備し、
竹の香や隙間からそそぐ日差しを感じ、自然と歩きたくなる
竹林道の整備を行います。これにより、地域住民が竹に
愛着を持ち、竹の健全な生育環境を整え、地域外の方にも
竹をPRしていきたいという機運を盛り上げます。
さらに、来訪者も楽しめる空間形成を行うことで、竹を核とした
観光誘客の促進を図ります。
竹と次世代の共生協議会の意義
- 南部町の竹を利用した、竹炭と竹酸液の製造
- 竹炭と竹酸液を利用した農作物の生産し、竹野菜としてのブランド化
- 竹炭と竹酸液を利用した農作物の新たな販売チャンネルの確立
- 竹林の整備、竹を活かした体験プログラム等による交流人口の拡大
- 竹林の整備、たけのこの生産、加工、販売に至る事業を融合し、それらに従事する新規雇用の拡大
